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【万里の長城】男坂or女坂?迷った時の4つのチェックポイント

男坂と女坂で迷ってる人

万里の長城は男坂と女坂があるみたいだけどどっちがおススメなの?
楽なのはどっち?
混雑してるのはどっち?
景色がキレイなのはどっち?
ロープーウェイがあるのはどっち?

今回はこんなお悩みにお答えします。

出発前、私もどちらか1つだけを登るなら男坂にすべきか、女坂にすべきか、すっごい悩みました。

北京市内から最もアクセスのしやすい万里の長城(八達嶺長城)は入場口を入ると、すぐに左右分かれ道があります。

向かって右が女坂。

向かって左が男坂。 

入場してすぐにどっちに進むべきなのか、選択を迫られます。

もちろん両方行くことも可能ですが、全て歩いて制覇するには、男坂と女坂共通の入場口の出発地点に戻ってくる必要があります。

そして、両方行くとなると、結構大変。一日かかります。

時間がない人や午後から予定がある人、ツアーの人は時間と体力が限られているので、効率よくポイントを押さえていいとこどりの観光をしましょう!

男坂、女坂、どっちも行けば、満足なんだろうけど、体力や時間の問題がある。

見どころは押さえて、サクッと効率よく観光したい。

もし、あなたもそんな観光を考えていたら、この記事はあなたにピッタリです。

本記事の内容

万里の長城(八達嶺長城)を見どころポイントを押さえつつ、効率よく観光する為には男坂、女坂どっちを選ぶべきか解説します。

ズバリ、オススメは女坂です。

理由は

  • ゆるやかで歩きやすい
  • アトラクションが豊富。ロープーウェイ(ゴンドラ)は往復。スライダー(すべり台)は下りのみある。
  • 女坂の頂上の北八楼から北十二楼の方を見渡すとこれぞ万里の長城といった景色が見れる(この景色は男坂からは見えない)

オススメの女坂ではありますが、唯一デメリットがあります。

それは、中国の連休に重なったり、朝行くのが遅くなると、混雑します。ただ、混雑を回避する方法があって、それは、皆が下から頑張って登っている間にサクッとロープーウェイで頂上まで行き、まだ人が少ない時間に頂上を満喫するという方法です。

余った体力で女坂(北八楼)から熊楽園の方に向かう北従二楼を眺めたり、少し歩いたりしてもいいかも。

ここはくねくねした万里の長城の景色が絶景ですよ。

熊楽園とは・・・万里の長城の駐車場から15分程歩いたところにある熊がたくさんいる動物園

では、男坂と女坂、両者を比較しながら、なぜ、女坂の方がおススメなのか詳しく説明していきます。

目次

【万里の長城】男坂or女坂?迷った時の4つのチェックポイント

まずは、男坂と女坂の違いです。 

女坂は

  • なだらかな坂で、長―く長城まで伸びる坂の景色がキレイ。(頂上付近は15分程急な階段あり)
  • 頂上(北八楼)まで行ける。
  • 男坂より登るのが楽なので、人が多い。(避けるには、早朝6時頃北京市内を出発する事)
  • 頂上までロープーウェイ(ゴンドラ)往復。北四楼にスライダー(すべり台)は下りのみあり。

男坂は

  • 坂がとても急な場所あり(60度ぐらいの)
  • 人は少ない
  • 人がいけるのは南七楼まで。その先は道があるが、整備されてないので行けない。
  • ケーブルカーがあるが、止まっている事が多々あり。

では、女坂をおススメすべき4つのポイントを見ていきましょう。

【ポイント①】男坂は急な箇所あり、女坂は全体的にゆるやかな坂

基本どちらも階段ではなく、坂となりますが、男坂にはとっても急な階段の場所があります。手すりを持たないと危ないくらい。60度ぐらいあるんじゃないかな。

特に冬は雪が降ると滑りやすので、女坂を強くお勧めします。

【ポイント②】男坂はケーブルカーのみ、女坂はロープーウェイ・スライダーの2種類ある

男坂はケーブルカーしかありません。

問題なのが、そのケーブルカーが止まっている事が多々あるという事です。

女坂のアトラクションはロープーウェイ(ゴンドラ)が頂上まで往復、スライダー(滑り台)が北四楼から下りのみあり、楽したい方は女坂がおススメ!

頂上までロープーウェイで登って、北四楼からはスライダーで下ってくるというのも面白いでしょう。

スライダーは熊楽園の方に到着するので、熊楽園から駐車場までは15分程歩きましょう。

ロープーウェイ詳細については下記の記事をどうぞ↓

【ポイント③】男坂・女坂、景色がいいのはどっちか

男坂は「男坂の景色がキレイ」というよりは、男坂から振り返って見える遠くの女坂の景色がキレイといった感じです。

男坂は所々急な階段を楽しむといった感じです。

男坂から見える女坂は、女坂のふもとの出発地点(北一楼)から見える女坂と一緒の景色です。

男坂の南七楼から見るのと、女坂(北一楼)から見るのとでは、角度は違いますが、見える方向は一緒です。

それより是非見て欲しいのが、女坂の北八楼から延びる北十二楼の景色です。

くねくねした万里の長城が素晴らしいです。

この区間は男坂からでは見れません。

この北十二楼を下ると熊楽園に着きます。ここから歩いて15分くらいで駐車場に戻る事が出来ます。

人もあんまりいませんし、ゆっくり観光したい方にはいいかもしれません。

よって、この景色を見るためにも、是非、女坂を選びましょう。

【チェックポイント④】男坂・女坂、混雑していないのはどっち?

混雑していないのは男坂です。

女坂は混雑しているので、唯一ここが欠点ですね。

でも、女坂も一番の見どころである頂上での混雑を避ける方法があって、それは、北京市内を朝6時に出て、ロープーウェイでサクッと頂上まで登ってしまう事です。

私は、北京を早朝6時に出発して、ロープーウェイで女坂の頂上までサクッと登ってしましました。

丁度私達が下っている時に、登ってくる人とすれ違う感じでしたので、市内を早朝に出る&ロープーウェイは快適でした。

【万里の長城】男坂or女坂?迷った時の4つのチェックポイント【まとめ】

もし、あなたが、午後は違うところにも行く予定があるから、万里の長城はポイントを押さえてサクッと見たいのであれば、女坂を選ぶべきです。

理由は

  • 坂がゆるやかで歩きやすい
  • アトラクションが2種類ある(ロープーウェイは頂上まで往復、スライダーは北四楼から下りのみ)
  • 北八楼から北十二楼が絶景(男坂からはこの景色は見れない)

女坂の唯一デメリットである、混雑に関しては、市内を早めに出る&往路は必ずロープーウェイを使うで攻略しましょう。

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この記事を書いた人

ちびだんごのアバター ちびだんご 会社員トラベラー

★会社員トラベラー★
・バックパッカーまで自由な旅はできないけど、ありきたりなパックツアーでは満足できない。
・安く・短期間・なるべく個人で現地を効率よく旅する方法を発信中!!

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